
リビング中心 みんなが集まるお家
二階建
牧之原市
WORKS施工事例
菊川市二階建
今回ご紹介するのは、思い出を引継ぐ本格和室のあるお家です。
早速どんなお家なのか一緒に見ていきましょう!
敷台は、玄関に設けたい段低い踏み台のことです。
玄関に上りやすく、靴を履くときに腰掛けに。
框・敷台・床材はすべて樺桜(カバザクラ)を使用。
樺桜(カバザクラ)は一見、桜の仲間のようですが、実はカバノキの仲間で桜とは全く別の樹種です。
植物学的にはカバノキ科に属する樹木で、樺桜などのカバノキの材を「バーチ材」と呼びます。
ばらつきの少ない色合いの材面に、縮れ杢模様の輝きが散在する優しい木目と、すべすべの木肌が特徴。
充分な堅さがあり耐久性に優れているため傷がつきにくく、親しみやすい木材でありながら、
薄い色合いで大人っぽさも併せ持つ樺桜は、居心地のよい落ち着いた空間に。
たくさんの思い出が刻まれている家の一部を、新しい家に使い素敵な家に再利用!
古い建物に使われてきた木材のなかには、もちろん環境によって朽ちていたり、
虫食いがあったりして使えないものもあります。
解体時に再利用可能な木材を選んだり、新しい家のどこに利用するかなど
お施主様から昔の話を聞きながら、楽しくお打合せさせていただきました。
床の間の床框・床板は解体した古い家のものを再利用しました。
リビングのアクセントにも古材を利用。
真壁・2間続きの和室・襖・欄間・吊押入・地窓・仏壇スペースなどなど、
落ち着いたスペースとなっております。
槐(エンジュ)の床柱。茶褐色と白色のコントラストがキレイです。
この樹に延寿という漢字があてられ、病魔を払い、
寿命を延ばす木として古くから親しまれているそうです。
縁側の床は桧(ヒノキ)。
ダイニングキッチンとリビングは引戸で仕切ることができるLDK帖は広々23.5帖。
どんな家具にも合うよう落ち着いた色合いを選んだとのこと。
2F洋室
収納内は、調湿効果のある杉板張りに。