リビングエイト

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思い出を引継ぐ本格和室のあるお家

菊川市二階建

今回ご紹介するのは、思い出を引継ぐ本格和室のあるお家です。
早速どんなお家なのか一緒に見ていきましょう!

\玄関には1枚板の敷台を設置!/

敷台は、玄関に設けたい段低い踏み台のことです。
玄関に上りやすく、靴を履くときに腰掛けに。

\樺桜(カバザクラ)について/

框・敷台・床材はすべて樺桜(カバザクラ)を使用。
樺桜(カバザクラ)は一見、桜の仲間のようですが、実はカバノキの仲間で桜とは全く別の樹種です。
植物学的にはカバノキ科に属する樹木で、樺桜などのカバノキの材を「バーチ材」と呼びます。

ばらつきの少ない色合いの材面に、縮れ杢模様の輝きが散在する優しい木目と、すべすべの木肌が特徴。
充分な堅さがあり耐久性に優れているため傷がつきにくく、親しみやすい木材でありながら、
薄い色合いで大人っぽさも併せ持つ樺桜は、居心地のよい落ち着いた空間に。

\古い家の思い出を新しい家に!!/

たくさんの思い出が刻まれている家の一部を、新しい家に使い素敵な家に再利用!
古い建物に使われてきた木材のなかには、もちろん環境によって朽ちていたり、
虫食いがあったりして使えないものもあります。
解体時に再利用可能な木材を選んだり、新しい家のどこに利用するかなど
お施主様から昔の話を聞きながら、楽しくお打合せさせていただきました。

床の間の床框・床板は解体した古い家のものを再利用しました。

リビングのアクセントにも古材を利用。

\2間続きの本格和室!!/

真壁・2間続きの和室・襖・欄間・吊押入・地窓・仏壇スペースなどなど、
落ち着いたスペースとなっております。

槐(エンジュ)の床柱。茶褐色と白色のコントラストがキレイです。
この樹に延寿という漢字があてられ、病魔を払い、
寿命を延ばす木として古くから親しまれているそうです。

縁側の床は桧(ヒノキ)。

\白と木目の落ち着いた雰囲気/

ダイニングキッチンとリビングは引戸で仕切ることができるLDK帖は広々23.5帖。
どんな家具にも合うよう落ち着いた色合いを選んだとのこと。

2F洋室

収納内は、調湿効果のある杉板張りに。

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